[米村 ボナン 鮎子]
芸術と子供に情熱を傾ける日本出身マイムアーティスト及びミュージシャン。
マイムに和太鼓に阿波踊りを手がける。
身体表現と声の表現の森を切り開く冒険者。言葉以前に染みでてしまう態度、無言の世界の探求に情熱を燃やす。
昨今では頭を使う事ばかりが求められ、物質のみにばかり目が向けられています。私たちの心と体のことはまるで忘れ去られてしまったようです。
けれども私たちの体と心は信じられないほどの可能性を秘めています。それを発掘して行く事はとても楽しい事です。確かに大変は大変なんですが、それだけの価値がある!
私の願いは一人でも多くの人にその楽しみを伝えて行く事です。
誰もがその人にしかない心と体を持っています。もっともっと元気に、もっともっと素敵な人間へとなっていくために、一緒に身体の深い冒険へと繰り出しませんか?
[コラ ボナン]
– 1999年、日本旅行の際、和太鼓に出会う。
– 以来、大江戸助六太鼓にて10年以上のプロ経験を持つ太鼓プレイヤーのもと大江戸助六流を学ぶ。
– 和太鼓演奏グループを共に設立、非営利団体も次いで設立。
– 今日、私は変わらず学び続ける姿勢を保ちながら、太鼓を通して人間性の発展をはかっていく道を提案しています。
人間というのは現実を作り出して行くクリエイターです。輝かしい現実を作るか、それとも暗く悲しい現実を作って行くか、それを左右する作り手なのです。そう考えると、人は自身のためはもとより他人のためにより良い現実を創造していくことが可能なはずです。
そう言う意味で、太鼓を学ぶ事を通して個人の人間性の進展を促し、明るい現実を作って行く原動力になればと思っています。
繋太鼓センターの活動は、自分たちの和太鼓の演奏のみであったり教室のみに留まりません。ヨーロッパに置いて、アマチュア、プロ双方がより良い太鼓奏者へと成長していくことを目標としています。より良い太鼓奏者とはすなわち、心をふるわし、喜びを産み出す者たちの事です。
ヨーロッパ中の人々の心をふるわすことができる和太鼓のグループ育成が不可欠です。そのためには、日本やアメリカなどにいる素晴らしい演奏家をヨーロッパに呼びワークショップを行う必要が有ります。
繋太鼓センターはそういったグローバルな視点でイベントやワークショップを開催する新しいタイプのセンターです。
– これらの活動を通して、太鼓を通しての人の道をフランスに普及させ、その精神及び美を知ってもらう事が私の望みでもあります。